今日のテーマは人間関係とは、
うまくいかなくなったときこそ、
よりよくなるチャンスがあるです。
これを聞いて
あなたはどう感じましたか?
少なくとも、ちょっと前までの自分は
正直、こうは思えませんでした。
人間関係は
うまくいっている方がいいに決まっている。
もちろん、うまくいっていることに
越したことはないわけですが
恋人同士も結婚して
子どもが生まれたり
長年、一緒に連れ添うと、
最初の頃のラブラブな感じではなくなりますし
小学校からの友達も
大人になると全く一緒にいなくなったり
いたとしても関係性が変わってきたり、
同じ人間同士でも
年月やそのときの状況や役割によって
変化していきます。
恋人同士で言うなら
若い時の私は、
ラブラブ同士でなくなりたくないから
定期的に相手を変えれば
常にラブラブな状態が保てるとか、
結婚するなら、週末婚がいいなどと言っていました。
今、考えたら、
かなり若造でしたね(笑)
そうじゃなくても
ミスをすると、価値がなくなると思っていた私は
人間関係は引き算のように感じていました。
1回ミスしたらー10点マイナス
最初は100点スタートだとしても
ケンカしたとか、意見が合わないとかで
価値観と言う言葉で片づけてしまえば
なんかそれなりに聞こえはしますが
単なる、現実逃避。
点数の悪い自分を
相手に見せたくないだけで
プライドが高いというか
上下関係では下になりたくないというかで
点数が低くなった相手とは
一緒にはいれなくなり
自分から距離を置くようになっていきました。
でも、同じ人と一緒にいればいるほど
距離が近いわけですから
嫌でも、自分のつたない部分も
相手の嫌なところも見てしまうわけで
その都度、相手に腹を立てていたり
だからと言って、どうせ言っても無駄だとあきらめたり、
我慢して言わないというのも良くない・・・というか
必ずそれはトラブルになるんですね。
言ってもいけない
言わなくてもいけない
じゃあ、どうするんだ?というと
やはり、自分と向き合って、相手を受け入れていく。
これしかありません。
相手の嫌なところがあるのに
それを受け入れると言うのは
一見、無理があるように感じますよね。
私もこれができずに苦しんできました。
それって、自分が我慢するってこと?
そうじゃない
そうじゃないとしたら
自分は我慢せず
相手の嫌な所を受け入れるって
そんなことできるの?
単に、嫌いじゃない大丈夫!なんて
呟くだけでは全く意味がありません。
本当の自分は嫌いと思っているわけですから。
そうじゃない。
嫌いと思う相手の特徴から
好きを見出すという感じです。
そうやって、一見、相手の嫌いな特徴も
それは角度を変えるといいところもあるよねということに気付いていきます。
嫌いなところは嫌いなところで
無理に好きになろうとしなくてもいいです。
ただ、それと同じくらい嫌いな特徴は
視点を変えると好きな特徴にもなることを
自分と向き合うことで気づくということです。
それを人間関係がうまくいかなくなった都度やっていきます。
コブクロの歌にもありましたよね。
ほどけた紐を何度も何度も結び直すみたいな・・・(笑)
新品のひももきれいですが
汚くボロボロで結び目だらけのひもも味があっていいじゃないですか。
人間関係とはうまくいかなくなったときこそ、よりよくなるチャンスがある。
