自分の感覚を否定しない

カウンセリング「大人の学校」

「signから、思い込みに気付き、自分を変化させ
 成長と気付きを循環させる。
 ~すべての人が自分【らしく】生きられる世界へ。~」


カウンセリング事業をはじめました。
カウンセリング申し込みは、
こちらの問い合わせページからお待ちしております。

さて、今回のカウンセリング・大人の学校は、
自分の感覚を否定しない
です。

昨日、イライラしたときの対応についてお話しましたが
そのときに、イライラという感情は
決して、気持ちのいいものではないので、
あとを引きずるし
場合によっては、
そんなことを思ってはいけないと罪悪感を感じることもあるので
厄介ですよね。
とお話させていただきました。

今日はこの「罪悪感」についてお話をしていきます。

自分で感じた感覚なのに
まじめな人ほど、そんなことを感じてはいけないという感覚になって
自分を責めてしまいます。

目の前を歩く
おばあちゃんを見て遅いなとイライラした
「あ、そんなことを感じてはいけない。」

ご飯中に
立ち歩く我が子を見て
ご飯中なんだから、立つな
「あ、まだ赤ちゃんなんだから、そんなこと言ってもわからないよ。」とか

似たようなことはありませんか?

このときに
感じてはいけないと思うことは
自己否定になるんですね。

いわゆる
自己肯定感が下がる状態になります。

人間は1日に6~8万回思考していると言われています。

そのほとんどは無自覚に
行われていきます。

この無自覚が
自己否定する傾向にあったら、
自分で自分を愛しましょうねと
いくら口でしゃべっても、唱えても
そんなの全く無意味です。

どんなに
社会的にはよくない感情だったとしても
「そうだよね」と自分が自分でまずは感じてあげる

このことが
一番の味方である自分を愛することにつながるんだろうなと思います。

いつも私が例え話でいう
2009年WBCのイチロー選手の話ですが

WBCの決勝戦
延長10回、3対3の同点で
ツーアウト1塁・3塁のチャンスで
イチロー選手に打順が回ってきます。

このときに、
イチロー選手は
「ここで打ったらえらいこっちゃ、
でも、ここで打たなかったら、日本に帰ったときにえらいこっちゃ」と思ったと言います。

そして、「こういう雑念があるときは、たいてい、結果があまり出ないので」とした上で
この雑念にのっかってしまうと、割り切って
自分の打席を実況したといいます。
「はい、ファール」みたいな。

雑念があるのは感じている。
ないことにしようとか
感じたら、結果が出ないから、感じないようにしようではなく、
感じたんだから、とことん感じてやろう。

雑念と自分を統合するみたいな感覚なんだと思いますが、
罪悪感ではなく
雑念をとことん感じる

そんな自分もいいじゃない、人間だもの・・・相田みつをさん(笑)
ということなのかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました