「本当の自分と繋がっていない」「自分の軸がない」――こんな言葉を聞いて、あなたはどんな風に感じますか?「え?今の自分は自分だよ?それが本当じゃないってどういうこと?」「そもそも、本当の自分ってどうしたらわかるの?」そんな疑問が頭をよぎるかもしれませんね。
「本当の自分」とは何か?
実は、この言葉、決して複雑なものではありません。
簡単に言えば、あなたの中心があなた自身ではなく、ほかのだれかの状態を指します。
ほかの誰かとは、他人とか社会とかです。
考えてみてください。
- 誰かの期待に応えようと頑張っていませんか?
- 「こうあるべき」という社会の目に縛られていませんか?
- 他人に認められること、承認欲求を満たすことが原動力になっていませんか?
もしそうなら、それはもしかしたら、
あなたが本当に望む生き方から少しずつ離れてしまっているサインかもしれません。
他人のための人生になっていませんか?
「本当はやりたくないけれど、褒められたいからやっている」
「無理をしているけど、優しい人だと思われたいから続けている」――そんな経験はありませんか?
これは、実は「優しさ」ではありません。
むしろ、「本当の自分を出したら嫌われるかもしれない」「批判されるのが怖い」という心の弱さから来ていることも少なくありません。
親の期待に応えようとしたり、
社会の「こうあるべき」という価値観(マイホーム、マイカー、ブランド品、タワーマンションなど)に流されたりするうちに、
それがまるで自分の価値観であるかのように錯覚してしまうことがあります。
SNSのインフルエンサーや
CMから刷り込まれた価値観を、
無意識のうちに「こうなりたい自分」だと捉えてしまうこともあるでしょう。
「自分軸」で生きる勇気
しかし、
本当に大切なのは、
他人にどう思われるかではなく、
あなたが心から「やりたい」と感じること、
あなた自身の価値観に基づいて行動することです。
自分の中心が外部にある状態が続くと、
心身の不調をきたしたり、人間関係がうまくいかなくなったり、
時には経済的な困難に直面することもあります。
例え、他人に嫌われても、批判されたとしても
おかしな人だなとバカにされたとしても、
あなた自身の「好き」や「嫌い」、
「こうしたい」という気持ちに正直に貫くこと。
それが、本当の自分と繋がり、自分軸で生きるための第一歩です。
さあ、今日から少しずつ、あなたの心の声に耳を傾けてみませんか?