真の「生きる目的」と会社経営

カウンセリング「大人の学校」

かつての私は、会社経営において奇妙なサイクルの中にいました。
売上を上げて経常利益を増やすことに邁進する。

しかし、利益が800万円を超えると税金が高くなるため、
今度は節税のために利益を下げようとする。

頑張って売上を上げたのに、
上がったら上がったで今度は下げることに躍起になる。

そして最終的に800万円以下に収まって満足し、
また新しい期には同じことを繰り返す…。
まるで優秀な経営者であるかのように。

いったい自分は何がしたいのだろう?そんな疑問が、私の頭の中を占めるようになりました。

会社の目的と本末転倒な経営

私は、明確な「生きる目的」のために会社を立ち上げ、経営しています。
「これをしたいから、これで世の中に貢献したいから」という強い思いが、
会社の根幹にあるはずでした。

しかし、いつの間にか、
売上を上げることや税金対策で利益を下げること自体が目的になっていたのです。

何のために会社を経営しているのか?
わざわざ800万円以下にすることが目的になっていることに気付いた時、
自分が目的がズレていることに違和感を覚えずにはいられませんでした。

そんなこと、本当にどうでもいいことではないか。

シンプルな経営の本質

私には、本当にやりたいことがある。
その実現のために会社が必要であり、
会社を経営している。

会社が存続するためには利益が必要であり、
社長である私にも、いざという時に必要なお金を使えるように役員報酬がある。

儲かったのなら、税金を払えばいい。
儲からなかったら、自分のお金を会社に貸し付ければいい。
それだけのこと。

経営の本質は、もっとシンプルであるはずだと気づきました。

真の目的を見据える

税金や利益額といった数字にとらわれ、
本来の目的を見失うことは、会社の成長だけでなく、
自分自身の「生きる目的」の達成をも阻害します。

会社は、私の「生きる目的」を実現するための手段であり、ツールです。
そのツールを最大限に活用し、自分のやりたいことをする。
その結果、世の中に貢献している。


何のために生き、何のために会社を経営しているのか。
儲けることが目的になっていないか。
そうではなく、自分のやりたいことができているか。

利益は必要な要素ではありますが、
それが目的になっては本末転倒です。

この気づきを得てから、
私の経営に対する意識は大きく変わりました。

今は、本当にやりたいことに集中し、
その結果として得られる利益は、目的達成のための必要な次の投資と捉えています。
税金を払うことも、社会貢献の一環として捉えられるようになりました。

数字の向こうにある、真の目的を見据えること。
これこそが、充実した人生と、
持続可能な会社経営に繋がる道だと、今は確信しています

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