思考の癖

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(1)思考の癖とは

人はみな、現実そのものではなく、
自分の解釈を通して世界を見ています。
この自分の解釈のことを「思考の癖(認知の歪み)」といいます。

同じ出来事でも、思考の癖が違えば捉え方が変わりますし
捉え方が変われば、行動や結果がまったく変わります。

  • 例)上司に注意されたとき
     Aさん:「自分を成長させようとしてくれている」→感謝
     Bさん:「自分はダメな人間だ」→落ち込み
     Cさん:「上司は自分を嫌っている」→怒りや不信

このように、現実よりもその人がもつ「思考の癖」が
私たちを生きづらくしたり
幸せに生きることを妨げたりしてしまっているのが真実です。

つまり、
残酷ながら
私たちを不幸せにしているのは
ほかならぬ私たち自身
なんだということ。
これが、自分の人生は自分で責任をとると言われる所以なのです。

(2)思考の癖の特徴

これらの思考の癖は
私たちが幼い時からの経験から学習し
その積み重ねによってできています。

これはいわゆる潜在意識の一部です。
潜在意識とは無意識のもので
私たちは、日常生活するときに、いちいち意識しませんが
※意識できるならまだまし。意識できないから苦しくなるんです。
私たちの感情や判断に強い影響を及ぼしています。

これらは自分の思考の癖を自覚する習慣がないと
自覚できないものなので
自分にそんな思考の癖や
無自覚な思考があることに自覚がありません。

自分はすべて
自分の意思によって決定していると
勘違いしがちですが
どんな人でも顕在意識(意識している思考)5%程度なので
残りの95%は自分の意思とは別なところ(意識できていない思考)で決定されていきます。

潜在意識は無自覚ですが
全体の95%なので
この潜在意識が悪ければ
どんなに意識して現実を変えようとしても
変わることはまずありません。

つまり、
現実を変えたいと思ったら
この思考の癖に気付いて
修正しない限り、
いくら、意識的にがんばっても無駄だということです。

(3)思考の癖にはどんなものがあるか

思考の癖にはどんなものがあるか
例えば

「私はあの人に嫌われている。」

「女性はまとまると面倒くさい。」

「かっこいい男性が私のことを好きになるはずがない。」

「本音を言ったら嫌われるかもしれない。」

「時間に遅れたからきっと怒っている。」

「失敗してしまった。バカにされるかもしれない。」

「私がやってもうまくいくわけない。」

「自分は月収30万以上にならない。」

「初対面で話してもいないのに)この人嫌い。」


決めつけですね。もしくは、勝手な憶測、偏見、前提
実際に嫌われているかどうかわからないけど
そう思い込んでいる状態。これも思考の癖です。

「こんなところに車を停めるべきではない。」

「社長が休んではいけない。朝から晩まで働かなければならない。」

「常に挑戦をする人は格好いい。」

「これをやってと1週間前に頼んだんだから、終わってないとおかしい。」


これは自分の価値観があって、
それが正義で
それ以外を悪とする状態です。(二元論白黒思考
これをやると自分の考え方以外を受け入れることができないので
苦しくなります。これも思考の癖です。

人には人それぞれの価値観があり、
それぞれの立場があり、解釈があります。

同じ物事でも
いろいろな見方があるという物の見方ができると
自分と違う考え方に対しても、イライラせず
相手の目線から物事をみるということができるようになります。

(4)思考の癖を直す

思考の癖(認知の歪み)を直すためには
自己メタ認知が必要です。

自己メタ認知とは
無意識で考えていることを言語化することです。

例えば、

「あ、今、自分この人の目線が気になった。」

とか

「話しかけられて、面倒くさいなと思ったな。」とか

「あ、今自分、早く行かなきゃいけないんだけど、
お世話になっている人だから、

話を切れないからどうしようかなと困ってたな。」とかです。

このようなことは自分の判断や行動の基準になっていて
日常的にはわざわざ感じなくても
ほぼ自動化でやっています。

それはそうなんです。
潜在意識は無自覚だからです。

冒頭にも言いましたが
人間は自分が考えて物事を決めていると思っていますが
95%は無意識なので、95%は自覚なく自動的に潜在意識に決められてしまいます。

ただ、潜在意識は95%と強力なので
思考の癖がよくないと
当然、現実はどんどん悪くなっていきます。
だから、思考の癖はいいものに直していく必要があります。
これがいわゆる、潜在意識の書き換えです。

でも、逆に言ってしまうと
思考の癖は無自覚なので
そもそも自分の思考の癖を通常は言語化できません。

しかし、先ほどの例のように
「あ、今、自分この人の目線が気になった。」とか

「話しかけられて、面倒くさいなと思ったな。」とか

「あ、今自分、早く行かなきゃいけないんだけど、
お世話になっている人だから、

話を切れないからどうしようかなと困ってたな。」とかのように

一瞬出てきてはすぐ消え
あとから振り返っても思い出せないような思考がありますよね。
そもそも自分がどのように考えていたか、
もっというなら考えていたことそのもの自体に記憶にない。

だから、無自覚なんですね。
これを言語化することが自己メタ認知です。

確かにそのときは
そう感じていたけど
すぐに消えてしまう、思い出せない。
これが思考の癖です。

無自覚なんですが
一瞬、顔を出す。

モグラたたきのモグラのように
部屋を飛んでいる蚊のように
出てきた一瞬を仕留める。

といっても、最初は、何かに書いておかないと
覚えていることもできません。
だから、携帯のメモにメモするとか
ノートに書いておいてください。
たったこれだけです。

日中は仕事だから、
そこで振り返るというのは無理でも
家に帰ったら、振り返ることはできます。
というか、「そんな時間ないよ・・・」と言ってこれをやらなければ
どんなに自己啓発本や自己啓発のYouTubeを見て勉強しても
絶対に問題は解決しません。
これが本質だからです。

再度も言いますが
人間の脳の95%が潜在意識(思考の癖)ということは
1日24時間のうち23時間は、思考の癖による
自動判断で人間は生きていることになります。


思考の癖が悪いと、
どんなに5%の顕在意識で頑張っても
95%は悪い判断をして行動してしまうことになるので
無駄な努力になります。


これは桃太郎電鉄で例えるなら
どんなにサイコロ振っていい目を出して稼いでも
キングボンビーがついてたら、勝手にお金を使われて
生きているだけで借金が増えていくような生き方をしているよということです。

たいていの場合は
自分の思考の癖に気付く(言語化)することさえできれば
ほとんどの場合、バカ臭い、自分にとってはなんの利益もない思い込みなので
そんなのくだらないと腑に落ちるので、手放すことができます。


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