「生きる目的」って、なぜ大切なの?~自分の人生の道しるべを見つけよう~

カウンセリング「大人の学校」

「生きる目的って、そんな大げさなもの、本当に必要なのかな?」
そう思う方もいるかもしれません。

確かに、誰かに言われたことをただこなしているだけなら、
目的がなくても何となく生きていけるかもしれません。

でも、もしあなたが自分の足でしっかりと立ち、
自分の人生を自分の責任で歩もうとした時、
きっと「生きる目的」は、必ず必要になります。

自分の責任で生きるとはどういうこと?

自分の責任で生きるというのは、
自分と他人の間にしっかりと線を引くこと。
そして、「自分にできること」「自分の影響力が及ぶ範囲のこと」に意識を集中することです。

そうすると、
自然と「自分はどんなことに時間を使いたいんだろう?」
「どんなことに情熱を注ぎたいんだろう?」という問いが湧き上がってきます。

これが、自分自身の「生きる目的」なのかもしれません。

自分の自由を奪っている
お金だったり、時間、人間関係が満たされたとしたら?
そのときやりたいことが自分の本当にしたいことです。

でも、それは今現実として満たされていないから
満たされたらやるとしたら?
そもそも、そんなことすら考えていないのだとしたら
自分はどうやって生きることが幸せなのか
自分の幸せがよくわかっていない状態で生きているということになります。

それでもなんとく生きているとしたら
自分の幸せというのは自分の幸せではなく
誰かがつくった価値観の幸せをただ刷り込まれて
あたかもそれが自分の幸せだと思いこんでいる状態にすぎないかもしれません。

すべてが満たされたとしても
それでもやり続けたいことが、自分の本当のやりたいことであり
生きる目的なのです。

自分の価値観を見つける旅

生きる目的は、
誰かに決められるものではありません。

それは、自分自身の内側から湧き上がってくるもの。
でも、もし他人の評価や目を気にしながら生きていると、
自分の本当の価値観が何なのか、分からなくなってしまうことがあります。

だからこそ、自分と他人の間にしっかりと線を引くことは、
自分の人生を取り戻すための最初のステップになります。

自分の人生を取り戻した時、目的が輝き出す

自分の責任で、自分にできることに集中するようになると、
不思議と時間に余裕が生まれてくることがあります。

その時、「さて、この大切な時間を何に使おうか?」と考えるのではないでしょうか。
それが、あなたの「生きる目的」を見つけるチャンスです。

逆に、もし「生きる目的」がないと、
私たちは他人の価値観に振り回され、本当にやりたいことではないことに時間を使ってしまいがちです。
その結果、「いつも時間に追われている」「24時間じゃ足りない!」と
感じてしまうのかもしれません。

「生きる目的」は、私たちを迷いから守り、
本当に大切なことに向かって進むための羅針盤のようなものです。

焦らなくても大丈夫。
ゆっくりと、自分自身の心に耳を傾けながら、
あなただけの「生きる目的」を見つけてみませんか?

きっと、これまでよりもっと、自分の人生を大切に、そして豊かに生きられるはずです。

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